はままつ人づくりネットワークセンターとは?
はままつの人づくり | 「はままつ人づくりネットワークセンター」活用方法 | ご利用ガイド | 運用について
はままつの人づくり ~「未来創造への人づくり」と「市民協働による人づくり」~
第3次浜松市教育総合計画「はままつ人づくり未来プラン」では、2つの教育理念を掲げています。それは、「未来創造への人づくり」と「市民協働による人づくり」です。
社会は目まぐるしい勢いで変化しています。私たち大人は、子供たちが未来を創造できる人へと成長するために、社会的変化を視野に入れつつ、子供にとって必要なことを確実に捉え、「人づくり」を行っていく必要があります。
また、子供は、学校、家庭、地域がそれぞれの責任や役割を果たす中で、健やかに育っていきます。そのため、市民が協働して「人づくり」を行う体制を整えていくことが大切です。
子供は無限の可能性を秘めています。この計画では、すべての市民が協働して「人づくり」を推進できるように、「目指す子供の姿」を明示しています。これに向かって浜松市民の力を集結し、すべての子供が未来を創造できる「人づくり」を実現していきましょう。
目指す子供の姿
- 自分らしさを大切にする子供
- 夢と希望を持ち続ける子供
- これからの社会を生き抜くための資質や能力を育む子供
未来創造への人づくり〜「目指す子供の姿」に迫る〜
「夢」と「希望」につながる学び
社会や生活とつながる
「なぜ勉強するんだろう?」と思っている子供は多くいます。自分の学びと社会や生活との関係を意識することができれば、子供たちは、さらに主体的に学ぶのではないでしょうか。それが、「○○になりたい。」「○○ができるようになりたい。」などの夢や願いを持つことにつながります。
「資質」や「能力」を育成する学び
これからの社会を生き抜く力を育む
子供たちは、変化が激しく価値観がさらに多様化する社会を生きていかなければなりません。
そのためには、学んだ知識を活用し、主体的に課題を解決できる力、他者と話し合い、みんなで課題を解決できる力、さらには情報を効果的に利活用できる力など、これからの時代を生き抜く「資質」や「能力」を育んでいくことが必要です。
「自分らしさ」につながる学び
多くの「生き方」に触れる
どの子供にもそれぞれのよさがあります。そのよさに気付き、最大限に伸ばしていくことが私たち大人の役割です。
子供たちが多くの大人の生き方に触れ、子供たちが自らの生き方を見つけられるように導いていくことが大切です。
市民協働による人づくり〜あなたの力を子供のために〜
「責任」と「権限」を持つ
地域住民の学校運営への参画
地域住民や保護者の皆さんが責任と権限を持ち、より主体的に学校運営に参画する「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」を令和2年度より実施しています。
コミュニティ・スクールでは、学校と地域の皆さんが、目指す子供の姿や学校の課題などを共有し話し合うことで、子供たちの豊かな成長を支えています。
子供に深い愛情を注ぐ
子育ての実践につながるヒント
家庭における教育を充実させるために新入学予定児童生徒及び小学校1年生の保護者の皆さんを対象に家庭教育講座を開催しています。
しつけ、食育、親子のコミュニケーションなど様々な分野の専門家による講義を通して、生活習慣や規範意識を子供に身に付けさせるためのヒントを学びます。
世代を越えた出会いがある地域
学校と地域はパートナー
子供たちが健やかに育つためには、地域の支えが必要です。地域の皆さんが温かい声かけをしたり、学びや遊びを提供したりすることで、子供たちに安心感が生まれ、地域を愛する心が育ちます。
地域の「ひと・もの・こと」に触れて学ぶことは、子供の成長の糧になっていきます。
「はままつ人づくりネットワークセンター」活用方法
①学校等からの利用申込
②登録者への支援依頼
③講座等の実施
浜松市には、魅力的な人材や素材が多くあります。これらは、「はままつの宝」です。この宝を「人づくり」のために最大限に生かしていきます。
「はままつ人づくりネットワークセンター」では、センターコーディネーターがこれらの宝を整理・蓄積し、学校の教育活動などに提供していきます。これにより、子供たちの学びがさらに豊かになることが期待できます。
センターコーディネーターは、市立小・中学校等からの依頼をはままつ人づくりネットワーク登録者につなぐ役割をします。
また、子供たちを支える人々にとっては、自らの経験を生かすことが生きがいにつながります。
「はままつ人づくりネットワークセンター」ご利用ガイド
1 趣旨
はままつ人づくりネットワークセンター(以下「センター」という。)は、地域の魅力的な人材や素材を整理・蓄積し、学校の教育活動などに提供するものです。
2 目的
センターは、子供たちのより豊かな学びを実現し、はままつの「人づくり」を推進させることを目的とします。
3 利用者
センターは、浜松市立小中学校の教員、土曜学習、放課後の子供の居場所づくり(放課後児童会や放課後子供教室など)の運営主体などが、授業、講座等を実施する際に利用することができます。
4 利用内容
主な利用内容は、以下のとおりです。
- 教科指導支援
- 総合的な学習の時間の支援
- 部活動の支援
- 放課後や長期休業中における子供への活動の支援
- 土曜学習や放課後の子供の居場所づくりに関する支援
- 家庭教育講座の講師派遣
5 利用の手順
(1) 選択
センターの利用者(以下「利用者」という。)は、センターウェブサイト(以下「ウェブサイト」という。)が提供するセンター登録者(以下「登録者」という。)から、利用したい活動を選びます。
※登録者は、ウェブサイト(https://www.hamahitonet.jp)内『「はままつ人づくりネットワークセンター」の活動に関する注意事項』を理解、承諾し、教育委員会が認めた個人、団体等です。
(2) 申し込み
ウェブサイトから利用したい活動が見つかりましたら「はままつ人づくりネットワークセンター活動依頼書」(以下「活動依頼書」という。)に必要事項を記入し、センター事務局(以下「事務局」という。)へ申し込んでください。
※活動依頼書は、ウェブサイト講座申込ボタン(赤色の「Web申込」ボタン)から必要事項を入力するか、もしくは同ボタンから依頼書をダウンロードして必要事項を記入の上、事務局まで提出してください。
(3) 依頼
活動依頼書の内容を基に事務局が、適した登録者へ活動を依頼します。
※依頼完了後、利用者に連絡しますので、利用者は、依頼された登録者と必要に応じて打ち合わせを行ってください。
(4) 実施
依頼された登録者は、利用者の依頼内容に基づいて支援を行います。
6 活動実施後
活動実施後、登録者の活動状況等について、アンケート調査を行いますので、ご協力ください。
※アンケートは、ウェブサイト「活用アンケート」ボタンから入力、若しくはアンケート用紙をダウンロードして記入してください。
7 注意事項
(1) 費用
支援活動は無償で行います。ただし、材料費等、費用が必要な活動はウェブサイトに記載してありますので、ご確認ください。
(2) 事故・けが
事故及びけがには十分注意してください。事故等が起きた時は、直ちに事務局までご連絡ください。
(3) 延期・中止(自然災害等)
天候等により、活動を延期、又は中止する際は、直ちに事務局までご連絡ください。
(4) 延期・中止(登録者の都合等)
急病等で、登録者が活動を実施できなくなる場合もございますので、ご了承ください。なお、その際は、分かり次第、登録者又は事務局が、利用者に連絡いたします。
(5) 名札の貸与
活動を行う際は、登録者に学校等で利用している来客者用名札を貸与してください。
(6) その他
活動に際し、問題等ございましたら、事務局までご連絡ください。
この利用ガイドは、平成28年12月20日から運用します。
(平成30年04月01日、内容の一部を改正)
(平成30年07月17日、内容の一部を改正)
(令和02年05月01日、内容の一部を改正)
「はままつ人づくりネットワークセンター」の運用について
1 趣旨
浜松市教育委員会は、子供たちの豊かな学びを実現し、はままつの人づくりに寄与することを目的に、地域の魅力的な人材や素材を整理・蓄積し、学校の教育活動などに提供する「はままつ人づくりネットワークセンター」(以下「センター」という。)を設置し、積極的な活用を図るものとする。
2 利用対象者
センターを利用できるものは、浜松市立小中学校に加え、土曜学習、放課後の子供の居場所づくり(放課後児童会や放課後子供教室など)の運営主体など(以下「浜松市立小中学校等」という。)とする。
3 活動内容
センターは、浜松市立小中学校等での活動支援を行う。
主な活動
(1) 教科指導支援
(2) 総合的な学習の時間の支援
(3) 部活動の支援
(4) 放課後や長期休業中における子供への活動の支援
(5) 土曜学習や放課後の子供の居場所づくりに関する支援
(6) 家庭教育講座の講師派遣
4 事務局
センター事務局(以下「事務局」という。)を浜松市教育委員会教育総務課に置く。
5 事務局の役割
事務局は、次の各号に掲げる役割を担う。
(1) 浜松市立小中学校等への人材、企業及び団体情報の提供に関すること。
(2) 講座、支援、見学プログラムの開発に関すること。
(3) センターウェブサイト(以下「ウェブサイト」という。)の運用及び管理に関すること。
(4) 浜松市立小中学校等からの依頼内容の相談及び調整に関すること。
(5) センター登録者(以下「登録者」という。)への講座、支援及び見学の実施依頼に関すること。
(6) 家庭教育講座の計画及び運営に関すること。
(7) 土曜学習や放課後の子供の居場所づくりへの情報の提供に関すること。
6 登録
事務局は、センターに登録を希望する人材・企業・団体から提出された、「はままつ人づくりネットワークセンター登録申請書」を精査し、面談を行った上で、センターの趣旨に賛同し、活動の推進に適当と認める者を登録する。
7 情報の提供
事務局は登録者の情報をウェブサイトに掲載し、浜松市立小中学校等に周知する。
8 登録者の活用方法等
事務局は、利用者から提出された「はままつ人づくりネットワークセンター活動依頼書」を基に、活動に適した登録者に支援を依頼する。
9 活動状況の把握等
事務局は活動実施後、活動を依頼した利用者にアンケート調査を行い、登録者の活動状況等について把握するとともに、把握した情報を検証し、改善につなげる。
10 守秘義務
事務局は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。登録者に対してもこれを遵守させるものとする。また、活動期間終了後も同様とする。
11 登録期間
登録期間は3年間とする。3年を経過した後、センターに登録を希望する人材・企業・団体より提出された、「再登録申請書」を精査し、適当と認める者の登録を更新する。
12 登録者の抹消・登録内容の変更
事務局は、登録者の申請内容に虚偽の記載があった場合、又は浜松市立小中学校等の活動にふさわしくないと認められる行為があった場合には、当該登録者の登録を取り消すことができる。事務局は、登録者から辞退の申し入れがあった場合、当該登録者の登録を取り消すものとする。
13 個人情報
登録者の個人情報については、事務局が厳重に管理し、漏洩、不正流用、改ざん等の防止に適切な対策を講ずる。
14 著作権
ウェブサイトに掲載している情報・文章・画像などの全てのコンテンツデータについては、「私的使用のための複製」「引用」といった著作権法上認められた場合を除き、事務局の許可なく複製・転用・販売といった二次利用を禁止する。
15 雑則
この「はままつ人づくりネットワークセンターの運用について」に定めるもののほか、必要な事項は別に事務局が定める。
「はままつ人づくりネットワークセンターの運用について」は、平成28年12月20日から運用する。
(平成30年04月01日一部改正)
(平成30年07月17日一部改正)
(令和02年05月01日一部改正)